【鬱体験 #7】誰にも言えなくなった瞬間、孤立がすべてを重くした話

鬱体験・再構築

【鬱体験 #7】誰にも言えなくなった瞬間、孤立がすべてを重くした話

—— 助けを断ち続けていた、本当の理由

はじめに|孤立は、ある日突然始まるわけやない

孤立ってな、
いきなり一人になるわけちゃう。

トレーモンの場合は、
少しずつ、気づかんうちに進んでいった。

  • 返事を遅らせる
  • 電話に出ない
  • 会う約束を断る

最初は「今は余裕ないだけ」やった。

でも気づいた時には、
誰にも言えへん状態になってた。

「言えない」には理由があった

正直に言う。

言えなかった理由は、
一つちゃう。

  • 情けなさ
  • 恥ずかしさ
  • 迷惑をかける怖さ
  • 嫌われる不安

それに加えて、一番大きかったのはこれ。

「言葉にした瞬間、現実になる気がした」

話さなければ、問題は存在しない気がしてた

口に出さへんかったら、
どこかで「まだ大丈夫」って思える。

  • 借金の話
  • お金の不安
  • 生活が壊れてる感覚

全部、
頭の中だけに閉じ込めてた。

でもな。

それって、
問題を小さくしてたんやなくて、
見えへんところで膨らませてただけやった。

連絡が来ること自体が、怖くなった

ある時から、
電話や通知が鳴るだけで心臓が跳ねるようになった。

  • 着信=責められる気がする
  • LINE=何か聞かれる気がする

実際は、
何も言われてへん。

でも頭の中では、

「大丈夫なん?」
「最近どうしてる?」

この一言すら、
自分を追い詰める刃みたいに感じてた。

「大丈夫です」が、一番の嘘やった

連絡が来た時、
トレーモンはだいたいこれで返してた。

  • 「大丈夫」
  • 「忙しいだけ」
  • 「また落ち着いたら」
助けを断る言葉を、
自分で用意してたんや。

孤立すると、思考は必ず歪む

人と話さん時間が増えると、
頭の中は自分の声だけになる。

  • 「自業自得や」
  • 「誰に言っても無駄」
  • 「迷惑かけるくらいなら黙っとけ」

これを止めてくれる人が、
一人もおらん。

孤立はな、
しんどさを増幅させる装置みたいなもんや。

鬱のとき、一人で考えても答えは出えへん

これは、今ならはっきり言える。

鬱の途中で、
一人で考え続けても、

  • 良いアイデア
  • 前向きな選択
  • 冷静な判断

どれも出えへん。

出てくるのは、

  • 自己否定
  • 最悪の想像
  • 極端な結論

だけや。

助けを「拒否してた」自覚すらなかった

ここが一番怖いところ。

トレーモンは当時、
「助けを拒否してる」自覚すらなかった。

  • 話題を逸らす
  • 冗談でごまかす
  • 連絡を減らす

全部、
無意識の防衛反応やった。

孤立は、静かに限界ラインを越えさせる

誰にも言わへん
→ 誰にも頼れへん
→ 誰にも止められへん

この状態になると、
人は簡単に限界を越える。

しかも、
自分では「まだ大丈夫」って思いながらや。

後から気づいた、たった一つの事実

今振り返って、
一つだけ確実に言えることがある。

あの時、誰か一人にでも話せてたら、
ここまで深く沈まなかった。

解決せんでもよかった。
アドバイスも要らんかった。

ただ、
外に出すだけで、違った。

でも当時の自分に、それは無理やった

これも正直に書く。

当時のトレーモンには、
それができる余裕がなかった。

だからこそ、
限界を超えてから、ようやく外に出ることになった。

それが、次の話につながる。

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👉 次の記事:
#8 再構築の始まり
「一人で悩むのをやめて、人に話したら人生が動き出した話」

孤立の限界を超えて、
初めて「一人では無理や」と認めた。

次は、
どうやって外に出したのか
何が変わったのか
を正直に書く。

※この文章は個人の体験記録です。
医療・法律・金銭の専門的助言を目的としたものではありません。
強い不安や危険を感じる場合は、専門家や相談窓口の利用を優先してください。

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