【鬱体験 #6】生活を整えても、現実の問題は残っていた話
—— 鬱の回復途中で、もう一度つまずきかけた理由
はじめに|生活を整えたら、全部よくなると思ってた
#3〜#5で書いた通り、
トレーモンは 食事・日光・睡眠・散歩 を少しずつ整えていった。
正直に言うと、
その時こう思ってた。
「これ続けてたら、そのうち全部なんとかなるやろ」
でも、現実はそんなに甘くなかった。
生活の地盤が整ってきても、
現実の問題は、そのまま残っていた。
生活改善は「回復の土台」であって「解決」ではなかった
誤解せんでほしい。
生活を整えるのは、ほんまに大事や。
実際、メンタルはかなり安定してきた。
- 朝起きれる日が増えた
- 食事が戻ってきた
- 外に出られるようになった
でもな。
それでも、頭の奥にはずっとこれがあった。
- 借金のこと
- お金の不安
- 先の見えなさ
生活を整えても、現実は消えへん。
鬱のとき、一番危険やったのは「判断力」
ここで、今振り返って一番怖かったことを書く。
ほんまに信用したらあかん。
トレーモンは当時、
- 「まだ自分で何とかできる」
- 「もう少し我慢したらいける」
- 「今は誰にも言わんでええ」
そう思い込んでた。
でもそれ、
回復してきたから出てきた“錯覚”やった。
少し元気になる
→ 冷静になった気がする
→ でも実際は、まだ判断力は戻ってない
これが一番危ない。
お金の問題は、メンタルより先に脳を壊す
借金・支払い・金の不安。
これはな、
気持ちの問題ちゃう。
脳に直接くる。
- 余裕がなくなる
- 視野が狭くなる
- 「今どうするか」しか考えられへん
この状態で下す判断は、
ほぼ確実にズレる。
それでも当時のトレーモンは、
「今は生活を整えてる途中やから」
「もう少ししたら自然に解決する」
って、自分に言い聞かせてた。
「一人で立て直す」は、きれいに聞こえるだけやった
今やったら、はっきり言える。
一人で立て直そうとしてた時点で、詰みかけてた。
- 誰にも言わない
- 相談しない
- 自分の頭だけで考える
これ、強さちゃう。
ただの 孤立 や。
しかも鬱の途中では、
孤立=思考の袋小路になる。
生活が整ってきたからこそ、次に必要やったこと
ここで大事なことを書く。
トレーモンが次に必要やったのは、
- もっと栄養を完璧にすること
- もっと運動を増やすこと
- もっと前向きになること
ちゃう。
現実の問題を、現実として外に出すことやった。
逃げてたわけやない。でも、向き合えてもなかった
当時の自分を責める気はない。
逃げてたわけやない。
ただ、
- どう向き合えばいいかわからん
- どこから手をつければいいかわからん
- 間違えたら終わる気がして怖い
そんな状態やった。
でも今なら分かる。
一人で抱えたまま向き合おうとすること自体が、
もう無理な段階やった。
ここで一度、人生が止まりかけた
生活は少しずつ戻ってる。
でも、現実は進んでない。
このズレが、
トレーモンをもう一度しんどくさせた。
「これ、また同じところ戻るんちゃうか?」
そんな不安が、
静かに大きくなっていった。
ここから先は「再構築」の話になる
#6は、回復の話ちゃう。
ここから先は、再構築の話や。
- 一人で抱えるのをやめた話
- 人に話したことで、状況が動き始めた話
- 現実を“壊さずに”前に進めた話
これはキレイな成功談ちゃう。
正直で、
ちょっと恥ずかしくて、
でも現実的な話や。
医療・法律・金銭の専門的助言を目的としたものではありません。
強い不安や危険を感じる場合は、必ず専門家や相談窓口を利用してください。




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